学ぶに如可ざるなり
【無料配信中】福沢諭吉の生涯
■【古典・歴史】YOUTUBEチャンネル
子曰、吾嘗終日不食、終夜不寝、以思、無益、不如學也、
子の曰わく、吾れ嘗(かつ)て終日食らわず、終夜寝(い)ねず、以て思う。益なし。学ぶに如可ざるなり。
現代語訳
先生がおっしゃった。私はかつて一日中食べず、一晩中寝ないで思ったことがある。しかし、何の得るところもなかった。自分勝手に思うより、先人の知恵を学ぶほうがずっと得るものが多く安全だ。
前の章「過ちて改めざる、是れを過ちと謂う」|次の章「君子は道を謀りて食を謀らず」
現代語訳・朗読:左大臣光永