三年学びて穀に至らざるは、得やすからざるのみ
【無料配信中】福沢諭吉の生涯
■【古典・歴史】YOUTUBEチャンネル
子曰、三年學、不至於穀、不易得也
子の曰わく、三年学びて穀(こく)に至らざるは、得やすからざるのみ。
現代語訳
先生がおっしゃった。長年学んでも任官して俸禄を得ようという考えをまるで起こさないような人は、得難いものだ。(誰も彼も、ちょっと学ぶとそれを元手に俸禄を得ようと考え出す。嘆かわしいことだ)
語句
■穀 任官して得る俸給。 ■三年 長年。三年に限ったことではない。
前の章「如し周公の才の美ありとも」|次の章「篤く信じて学を好み、死を守りて道を善くす」
現代語訳・朗読:左大臣光永