上に居て寛ならず、礼を為して敬せず…
【無料配信中】福沢諭吉の生涯
■【古典・歴史】YOUTUBEチャンネル
子曰、居上不寛、爲禮不敬、臨喪不哀、吾何以觀之哉、
子の曰わく、上(かみ)に居て寛(かん)ならず、礼を為して敬せず、喪に臨みて哀しまずんば、吾れ何を以てかこれを観んや。
現代語訳
先生がおっしゃった。人の上に立ちながら寛大でなく、礼を行いながらつつしみが無く、両親の喪にありながら悲しまないでは、私はその人物の何を見ところにしていいか、わからない。
前の章「子、韶を謂わく」|次の章「仁に里(お)るを美(よ)しと為す」
現代語訳・朗読:左大臣光永