三年、父の道を改むること無きを、孝と謂ふべし
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子曰、父在観其志、父没観其行、三年無改於父之道、可謂孝矣。
父在(いま)せばその志を見、父没すればその行いを見る。
三年、父の道を改むること無きを、孝と謂ふべし三年、父の道を改むること無きを、孝と謂ふべし
現代語訳
(その人物が孝かどうか見るには)
その人物の父親が存命の時はその人物の子としての志を観察し、
亡くなった後はその人物の行いを観察する。
父親が亡くなってから三年の間は、
父親のやり方を改めない。
こういうのを、孝というのだ。
語句
■其の志 父の子たる者の志。「父」の志を見ているのではなく、「子」の志を見ていることに注意。前の章「夫子は温良恭倹譲」|次の章「礼の用は和を貴しと為す」
現代語訳・朗読:左大臣光永