君子の過ちや、日月の蝕するが如し
【無料配信中】福沢諭吉の生涯
■【古典・歴史】YOUTUBEチャンネル
子貢曰、君子之過也、如日月之食焉、過也人皆見之、更也人皆仰之、
子貢が曰わく、君子の過ちや、日月(じつげつ)の蝕(しょく)するが如し。過(あやま)つや人皆なこれを見る、更(あらた)むるや人皆なこれを仰ぐ。
現代語訳
子貢が言った。君子が過ちは、日蝕や月蝕のようなものだ。過てば天下の人がみなこれを見るし、改めるとやはり天下の人が皆これを見る。
語句
■日月(じつげつ)の蝕(しょく)する 日蝕や月蝕
前の章「紂の不善や、是くの如くこれ甚だしからざるなり」|次の章「仲尼焉にか学べる」
現代語訳・朗読:左大臣光永