色厲にして内荏なるは

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子曰、色厲而内荏、譬諸小人、其猶穿窬盜也與、

子の曰わく、色厲(れい)にして内荏(やわらか)なるは、諸(こ)れを小人に譬(たと)うれば、其れ猶お穿窬(せんゆ)の盗(とう)ごときか。

現代語訳

先生がおっしゃった。外面は威厳があるように見せて、内側はなよなよしているのは、小人に例えるなら、コソ泥のようなものだ。常に見破られるのを恐れている。

語句

■厲 れい。外面は威厳があること。 ■穿窬 「穿」は壁を潜り抜けること。窬は塀を乗り越えること。こそ泥。

現代語訳・朗読:左大臣光永

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