衆これを悪むも必らず察し、

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子曰、衆惡之、必察焉、衆好之、必察焉、

子の曰わく、衆これを悪(にく)むも必らず察し、衆これを好むも必らず察す。

現代語訳

先生がおっしゃった。世の中の人がある人を憎んでいるからといって迎合して憎むのではなく、自らその人と接して観察して、その上で判断する。世の中の人がある人を好むからといって迎合して好むのではなく、自らその人と接して観察して、その上で判断する。

語句

■察す 考察する。

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現代語訳・朗読:左大臣光永

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