我れ其の両端を叩いて竭くす

子曰、吾有知乎哉、無知也、有鄙夫問於我、空空如也、我叩其兩端而竭焉、

子の曰わく、吾れ知ること有らんや、知ること無きなり。鄙夫あり、来たって我れに問う、空空如たり。我れ其の両端を叩いて竭(つ)くす。

現代語訳

先生がおっしゃった。私は物事を知っているだろうか。知りはしないのだ。だが、たとえばここに凡庸な男があって、私のもとに来て質問したとする。その男が愚かで何も知らない者でも、私はすみずみまで叩くように、道理のすべてを挙げて丁寧に、余す所なく答える。世間の人は私のこの態度を見て、物事を知っていると思うのだろう。

語句

■鄙夫 凡庸な男。 ■空空如 愚かで何も知らない様子。 ■両端 全部。すみずみまで。 ■竭くす 余す所ないこと。

音声つきメールマガジン
「左大臣の古典・歴史の名場面」配信中

日本の歴史・古典について、楽しくわかりやすい解説音声を無料で定期的に受け取ることができます。楽しんで聴いているうちに、日本の歴史・古典について、広く、立体的な知識が身につきます。

いつも使っているメールアドレスを下のボックスに入力して、「無料メルマガを受け取る」ボタンをクリックしてください。

↓↓↓↓↓↓



≫詳しくはこちら

現代語訳・朗読:左大臣光永


; ?>