喪ある者の側らに食すれば、未だ嘗て飽かざるなり
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子食於有喪者之側、未嘗飽也、子於是日也哭、則不歌、
子、喪ある者の側らに食すれば、
未だ嘗て飽かざるなり。子、是の日に於いて哭すれば、
則ち歌わず。
現代語訳
先生は、親類を喪った人のそばで食事する時には
腹いっぱいは召し上がらなかった。
葬式で声を上げて泣いたその同じ日には、
歌わなかった。
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現代語訳・朗読:左大臣光永