富にして求むべくんば

子曰、富而可求也、雖執鞭之士、吾亦爲之、如不可求、從吾所好、

子の曰わく、富にして求むべくんば、執鞭(しつべん)の士と雖ども、吾れこれを為さん。如(も)し求むべからずんば、吾が好む所に従わん。

現代語訳

先生がおっしゃった。もし富というものが求めるべきものであるならば、私は王侯の前で鞭を執って人払いをするような賤しい仕事さえ行って、富を求めるであろう。もし富というものが求めるべきものではないなら、私は私のしたいように、無理しないでいよう。

語句

■求むべくんば 求めるべきものならば。 ■執鞭の士 王侯の出入りに鞭を執って人を遠ざける役で賤しい職業。

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現代語訳・朗読:左大臣光永


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