学びて時にこれを習う
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子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方來、不亦樂乎、人不知而不慍、不亦君子乎、
子の曰わく、
学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや。
朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。
人知らずして恨みず、亦た君子ならずや。
現代語訳
先生がおっしゃった。
学んでは折りに触れて復習する。
(だから上達が実感できる)
なんと喜ばしいことだろう。
同じ道を志す友人が、
遠くからひょっこり訪ねてきてくれる。
なんと楽しいことだろう。
(道について語り合うことができるから)
世間の人が認めてくれないからといって
恨み言を言わない。
こういう人をこそ、君子というのだ。
語句
■子 男子の通称。ほとんど孔子を指す。 ■習う 復習する。 ■朋 同じ道を志す理解者。 ■君子 徳の完成した人物。
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現代語訳・朗読:左大臣光永