閔子騫、側らに侍す

閔子騫侍側、誾誾如也、子路、行行如也、冉有、子貢、侃侃如也、子樂、若由也不得其死然、

閔子騫、側(かたわ)らに侍す、誾誾如たり。子路、行行如たり。冉有・子貢、侃侃如たり。子楽しむ。曰わく、由がごときは其の死を得ざらん。

現代語訳

閔子騫が先生のおそばにはべつていた。慎み深い態度であった。子路は堂々としていた。冉有・子貢はなごやかであった。先生は、このようにさまざまな弟子たちに囲まれていることを楽しまれた。しかし子路について(心配して)おっしゃった。「子路のような血の気の多い男は畳の上で安楽に死ねないだろう」

補足

実際に子路は衛の国で動乱が起こった時殺された。

語句

■誾誾如 慎み深い。 ■行行如 堂々としている。 ■侃侃如 なごやか。■死を得ざらん 安楽に畳の上で死ねない。

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現代語訳・朗読:左大臣光永