康子、薬を饋(おく)る

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康子饋藥、拜而受之、曰、丘未達、不敢嘗、

康子、薬を饋(おく)る。拝してこれを受く、曰わく、丘(きゅう)未だ達せず、敢えて嘗めず。

現代語訳

魯の大夫季康子が孔子に薬を贈って来られた。拝してこれを受けて先生はおっしゃった。「私はこの薬が自分にきくものかどうか知りませんので、服用しないでおきます」

語句

■康子 魯の大夫・季康子。 ■達せず 知らない。

現代語訳・朗読:左大臣光永

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