雅頌各々其の所を得たり

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子曰、吾自衛反魯、然後樂正、雅頌各得其所、

子の曰わく、吾れ衛より魯に返り、然る後に楽正しく、雅頌(がしょう)各々(おのおの)其の所を得たり。

現代語訳

先生がおっしゃった。私が衛から魯に帰ってきてから後、楽は正され、朝廷で歌われる「雅」も宗廟で歌われる「頌」も、それぞれの落ち着きどころを得た。

語句

■衛 ■学 声楽・器楽・舞楽。 ■雅頌 声楽に用いられる詩。「雅」は朝廷で。「頌」は宗廟で用いられる。

現代語訳・朗読:左大臣光永

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