三月、肉の味を知らず

子在斉、聞韶楽三月、不知肉味、曰、不図為楽之至於斯也、

子、斉に在して韶を聞く。
三月、肉の味を知らず。

曰わく、図らざりき、
楽を為すことの斯に至らんとは。

現代語訳

先生は斉の国で古代の王・舜が創作したという韶の音楽を聞かれ、
三ヶ月間肉の味がわからないほど夢中になられた。

そしておっしゃった。「知らなかった。
音楽を奏でることが、ここまですばらしいとは!」

語句

■斉 孔子のいる魯の隣の国。 ■韶 古代の王舜が創作した音楽。

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現代語訳・朗読:左大臣光永