女(なんじ)は器なり

子貢問曰、賜也何如、子曰、女器也、曰、何器也、曰、瑚璉也、

子貢、問うて曰わく、
賜や如何。

子の曰わく、女(なんじ)は器(うつわ)なり。
曰わく、何の器ぞや。

曰わく、瑚璉(これん)なり。

現代語訳

子貢が質問して言った。
「私は(先生の目から見て)
いかがでしょうか?」

先生はおっしゃった。
「お前は器だ」

「何の器でしょうか?」

「宗廟の供物を盛る瑚璉の器だ。
どこに出しても恥ずかしく無い」

語句

■瑚璉 宗廟の供物を盛る瑚璉の器。器物のうち、貴重で華美なもの。 ■賜 子貢の名。

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現代語訳・朗読:左大臣光永